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agrizm No.33 ありがとんぼ農園さん

2023年12月11日

朝来市和田山町でお米や大豆を栽培し、餅・味噌の加工販売をしている「ありがとんぼ農園」の岡村康平さん。化学肥料や農薬を使わず自然の力を借りて育てている。
「できちゃった農法って言うてるんやけどね」と笑いながら話す康平さん。農薬を使わないと雑草は生え、肥料を使わずしてしっかりと育つのか?と疑問になった。康平さん曰く「自然豊かな、この地域の土壌と水があれば美味しい作物は育つ」と。しかし、豊かな山々も放置されたままでは、大雨による洪水や渇水が発生しやすくなり水が濁る。そこで、水質を整えるため、山仕事を始めた。山を整備すれば栄養たっぷりの美しい水が田んぼへ流れ込む。木々が生茂り、太陽の光が入らず放置されていた山の間伐をする事で土砂の流出や崩壊を防ぐ取り組みを行っている。だから林業にも力を入れているのだ。間伐した木は、しいたけの原木として使用したり、味噌作りをする時や餅米を蒸す工程で薪を使用したりと、無駄な事は何もない。まさに大地の恵みを最大限に活用した農法ではないだろうか。『できちゃった農法』とは、まず根底にある豊かな大地を守り、育むことから始まっているのだ。
栄養たっぷりに育てられ加工された商品は、道の駅まほろばで購入できる他、直接購入することもできる。
康平さんが育てるお米で作られた、どぶろくも販売している。『ほうすけらっぱ』という一度聞いたら忘れない面白いネーミングセンスも素敵だ。
農業は、平日の朝から夕方までと決め、土日は子ども達との時間を大切にしている。「野球をしたり、ご飯を作ったり。最近は、子ども達が薪割りを手伝ってくれる。」と話してくれた。自然にも子ども達にも全力で愛情を注ぐ康平さんの更なる活躍に目が離せない。