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『京都府福知山ジビエハンターに会いに行くライド』が開催されました!

e-Bikeで福知山駅を出発して、山間部に向けてのんびりライドを楽しんだり、昼食には狩猟歴20年以上のジビエハンターであり、料理人の中島健太郎さんのジビエランチを堪能したりと盛りだくさんな内容のイベントでした!

次回は2/18開催です!なんとご予約が、あと1枠にのみになっていますので参加したい方はお早めに!!

E-BIKE専門サイクリング アクティビティ「ビアッジョ」から体験予約受付中です。
ご予約はこちら↓↓

https://coubic.com/orangefit/601292

福知山城の英語ガイドと山城屋茶舗の茶筒づくり体験に来ていただきました・:*+.

内閣府の「世界青年の船」という事業で、日本人を含む約230人の青年が船で1ヶ月かけて各地を回る中で、2/2、舞鶴港に到着。いくつかのグループに分かれて近隣市町を訪問し、福知山へは約40人が訪れ、北色では福知山城の英語ガイドと山城屋茶舗の茶筒づくり体験をしてもらいました!

福知山城では、山城屋茶舗さんで兜をかりてフォトスポットに・:*+.

午後は茶筒作りを体験していただきました。

完成した茶筒を見せあったり、一緒に撮影したり・:*+.北色の体験で国境を越えた交流を楽しんでいただけました。

 

「英語ガイド付き! 福知山城巡り& 茶筒づくり体験」の詳細とご予約はこちら↓↓

https://www.kitairo.jp/experience/event09/

agrizm No.37 ENDEAVOR(慎孝水産)さん

山や川に豊かな自然を残しながらも軍港として栄えた港町、舞鶴。その美しい自然景観が織りなす場所で、水産物の加工・販売をしているエンデバーの松田さん。

3年前に独立し、特殊技術のソフト干物と出会う。魚が苦手な人達にも魚を好きになってもらえるよう独自に研究を重ね、より鮮度が高く、臭みの少ないソフト干物に仕上げた。魚の種類によって湿度の変更や熟成時間を当初より30分〜1時間ほど短縮。試行錯誤し、うま味の濃いジューシーな干物へと進化させた。また、当初骨付きで販売していた鯖は、小さな子どもやお年寄りでも安心して食べられるように骨なしの商品へ変更。「骨取りは手間のかかる作業だが、魚嫌いをなくしたい。もっと魚好きを増やしたい」と、熱い想いに溢れていた。

商品開発を進める松田さんは、ソフト干物を缶詰にした商品化にも成功。これにより長期保存ができ、より遠くへ届けることが可能となった。更には海外輸出へ向けても挑戦中。今まで様々な理由で利用価値が無く廃棄されてしまう魚も少なくなかったが、この松田さんの活動により、美味しく加工・販売されていく事へとつながっていくのだ。

松田さんの作るソフト干物は、その味と食べやすさから評判を呼び、贈り物としても人気が高い。販売店舗は、サカナテラス赤れんがパーク店、もしくはオンラインでも購入できる。  積極的にイベントへも参加し、活躍の幅を広げている松田さん。その姿は、世界を見据えている。

 

agrizm No.36 田中農園さん

豊岡市でぶどうを栽培しているフルーツハーベスト田中農園さん。農園の広さは130アール。約20品種、有機肥料を使用し栽培。自然にやさしい土づくりを行っているため、ぶどうは化学物質を使わず、安心安全な品質を保ちながら育てていく。この取り組みにより「ひょうご安心ブランド」の認定を受けている。  代々受け継がれている農園を大きく広くするのではなく、自分たちが目の行き届く範囲で最高のぶどうが育つ環境を作り上げているのだ。2年ほど前には「ナガノパープル」という新しい品種を仕入れ栽培を始めた。まだ全国でも栽培している農家は少ないという貴重な品種。自然相手の世界で家族みんなで試行錯誤しながら新しいことにも挑戦している。  田中農園さんでは、ネット販売は行っていない。直接、安心して食べてもらいたいという思いから対面販売にこだわっているのだ。  「ぶどうの季節になると必ず買ってくれるお客さんがいて、今年も元気な顔を見られると嬉しくなる。カフェをオープンしたのもお客さんにゆっくり楽しんでもらうため。暑い中、直売所で並んで待ってくれるのが申し訳ない:儲け主義にならず、いつも利用してくれる方々が喜んでもらえる場所を作りたかった。」そう笑顔で話す田中さんご夫婦。「自分がぶどうのプロだとは思っていない。ぶどうが好きで詳しいだけだから。」という秀幸さんは、訪れるお客さんの声にいつも耳を傾け、最も美味しいタイミングで提供しているのだ。  伝統の味を守りながらも、新しい視点も加え、更なる品質向上へと進化を続けているプロ農家ではないだろうか。

agrizm No.35 からふるファームさん

美方郡香美町で香住梨や夏野菜を中心に栽培し、ドライフード商品などの加工品を製造・販売を行っている『からふるファーム』の吉川さんご夫婦。

代々続く梨農家だった康治さんは3年前、後を継いだ。田んぼだった場所を畑へ転換し、安心して口にできる商品を届けたいとの想いで化学肥料を使わず自然農法で栽培。有機石灰の1つであるカキ殻やカニ殻を使い、土壌を整えている。他にも、農薬を使用せずとも害虫を寄せ付けず成長を促す栽培や落花生とトマト、とうもろこしと枝豆など、相性の良い植物同士が互いに助け合って生育するコンパニオンプランツを活用した野菜が多く並んでいる。

「本に書いてあるからと試してみても上手くいかないことがある。実際やってみないとわからない。失敗したのもあるよ!たとえ組み合わせが良くとも、その土壌に合うか先ずは実験、成長過程をみていく必要があると話してくれた。

加工品にも力を入れており、低温でじっくりと乾燥させるドライフルーツやドライベジタブルは歯応えもしっかり残り、みずみずしさをそのままに楽しめるとリピーター続出。梨はあっという間に売り切れてしまった。また、アイガモ農法で育てられたお米が精米時に割れてしまい売れなくなった屑米を米粉へと加工し、新たな商品として販売している。

「自分たちだけじゃなく地元の人たちと一緒に農業を続けていける仕組みや環境にも配慮した持続可能な農業を目指したい。」

彩り豊かなこの地域を守り繋ぐため、まさにコンパニオンローカルな挑戦をし続けている。

agrizm No.34 てらだ農園さん

豊岡市出石町で自然栽培でお米や大豆を作り、加工・販売をしているてらだ農園の寺田まさふみさん。

今ではネットで検索すれば有機農業についてのノウハウがずらりと出てくる時代だが、寺田さんが始めた頃は違った。農業大学校を卒業後、海外で2年間の農業実習を経験し、兼業農家だった父の後を継いだ。環境にも配慮した安心で安全な食品を作りたいと、肥料や農薬に頼らず自然農法でお米を栽培。その間、失敗や苦労もあったという。30年前の記録的冷夏により米不足となった年、同じく寺田さんの農園も大不作となった。さらに翌年も干魃の影響により、自然の中で為すすべもなく、田畑には売るものがなくなる自体を経験した。それでも「やるしかない」と自身を奮い立たせた。知識と経験を活かし有機栽培を初めて36年、6次産業化にも力を入れている。遺伝子組み換え商品に危惧の念を抱き、納豆を一から作っている。自家製栽培の大豆を使用し、大粒で食べ応えのある「寺ちゃん納豆」は人気商品に。さらに、栽培が難しく一度は消えた幻の酒米「但馬強力」を此の友酒造さんと協力し復活させたのだ。

また、オーガニック給食に取り組むこども園にお米を納入する縁で子ども達に食の安全や環境のことなどを楽しく伝える活動も行なっている。「最近息子が農業を始めて、心配もあるが嬉しい」と話す寺田さん。息子さん目線でアップされているインスタグラム「@terada_farm」は、どの写真も温かく農園の雰囲気が伝わってくるものばかりだ。

寺田さんの愛する農業が、また親から子へと確実に引き継がれようとしている。