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agrizm No.17 ことのはファームさん

2023年11月23日

丹波市春日町で新規就農し、化学肥料や農薬を使わず安心して食べられる野菜を育てている、ことのはファームの善積さんご夫婦。趣味のトライアスロンで健康に気を使うようになり、安心して食べられる栄養価の高い野菜を自身で育てたいとの思いから農業の道へ。現在は、こだわり抜かれた新鮮な野菜を届けるアスリートのカラダ作りのサポートも行っている。ホームページからも購入可能で、「旬の丹波野菜詰め合わせ」は、5〜8種類入っており、苦手な野菜が入らないようチェックできる項目が設けられている。畑には、珍しい種類も多く、キワノ・紫唐辛子・食用ホオズキ・紅オクラなど新鮮な野菜を年間150種類以上栽培している。
農業をする中で斬新なアイデアも。収穫した野菜の加工場として古民家を購入。改修するため、クラウドファンディングで参加型の「古民家再生プロジェクト」を行っている。支援者へのリターンには、野菜の詰め合わせやワークショップ参加権、畑に名前プレートを設置(お店など広告塔として利用できる)。その他にも、感謝の気持ちを込めて全力でおじきをしてくれるなどウィットに富んだ内容もある。(現在、募集は一旦終了)。江戸時代に建てられたという古民家は「必要な部分だけを改修して、大切に守っていきたい」と言う善積さん。人が集まれるような場所にしたいとも考えている。
丹波サイクリング協会に所属している善積さんは、自転車で丹波市の景色を楽しみながら休憩ポイントで畑の野菜や地元の食材を使ったランチが食べられる「BBQライド」などのイベントも開催している。詳しい内容は随時、インスタグラムやホームページで更新される。今後の活動に目が離せない。